京都庭園散歩 臨済宗瑞龍山南禅寺別院 南禅院(2017年6月・7月)


京都市左京区南禅寺福地町86

拝観時間:3月~11月 8:40~17:00(16:40受付終了)

     12月~2月 8:40~16:30(16:10受付終了)

休 日:12月28日~12月31日

料 金:300円

南禅寺発祥の地といわれている。鎌倉時代中期、亀山天皇が離宮・禅林寺殿をこの地に営み、上の御所と下の御所とに分かれていた。この上の御所に弘安10年(1287年)建立された持仏堂を南禅院と号した。

その後度々火災に遭い、応仁の乱以降は荒廃していたのを、元禄16年(1703年)徳川5代将軍・綱吉の母 桂昌院の寄進により再建現在に至る。

方丈は入母屋造こけら葺きで、内陣には亀山法皇御木造を安置し襖絵は狩野派の水墨画である。

仁王門通りから参道を緩く登って中門を潜り、三門を越えて法堂のところを右に折れると明治21年に完成した水路閣にでます。

右側の石段を登ると南禅院の受付にでます。

庭園は鎌倉時代末の代表的な池泉回遊式庭園で、国の史跡および名勝に指定されている。作庭は夢想国師といわれ、天竜寺の庭園と西芳寺(苔寺)の庭園と共に京都三名勝の庭園とされています。

東南隅の亀山法皇廟所の奥に滝口があり疎水の水が園内に流れ込んでいます。

滝口に続く上池は曹源池と呼ばれ中央に蓬莱島があり、下池には心字島が設けられています。

訪問日:2017年6月13日及び7月14日

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