京都庭園散歩 山縣有朋別荘 無鄰菴(2017年7月)

京都市左京区南禅寺草川町31

拝観時間:4月~6月 8:30~18:00

     7月~8月 7:30~18:00

     9月~10月 8:30~18:00

     11月   7:30~17:00

     12月~3月 8:30~17:00 

休 日:12月29日~12月31日

料 金:410円 (お抹茶和菓子付きは別途 600円)

明治・大正の元老 山縣有朋が明治27年~29年(1894年~96年)に造営した三番目の別荘。

一番目は郷里 長州・下関の草庵、二番目が京都木屋町二条に購入した別荘。一番目の草庵に隣の家がなかったことが名前の由来となっている。

数寄屋風の母屋、薮内流燕庵写しの茶室、煉瓦造り二階建て洋館と細長い三角形の広大な池泉回遊式庭園からなっている。

南禅寺の参道を下って来て、仁王門通りとの交差点を渡って、疎水沿いに歩いて左の露地を入ると門前にでます。

受付を済ませ潜り戸を抜けると、広大な庭園が広がります。山縣有朋が指示のもと、七代目小川治兵衛の作庭によるもので、国の名勝に指定されている。

東山を借景とし、最奥(南禅寺側)に京都疎水を引いた三段の滝を設え、そこから明るく開放的な芝生の中を、軽妙な曲線を描きながら、変化を見せて水が流れ、母屋の前を巡り洋館の脇まで続いている。明治を代表する池泉回遊式庭園です。

奥の三段の滝と滝から母屋の方向をみた景色

母屋側から三段の滝方向の景色、向こうに東山が見えます。

母屋から敷石伝いに庭園の中央へ

右手には茶室があります

入ってすぐ右側にある明治31年に建てられた洋館は、元老・山縣有朋、立憲政友会総裁・伊藤博文、総理大臣・桂太郎、外務大臣・小村寿太郎の4人により日露開戦直前に「無鄰菴会議」が開催された場所としてしられている

訪問日:2017年7月14日

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