京都庭園散歩 禅華院(2018年11月)

場 所:京都市左京区修学院烏丸町20

拝 観:門の内部は開いてれば参観自由、それ以外は非公開

拝観料:門の内部は無料

拝観時間:?

ぜんげいんと読み、山号は解脱山、臨済宗大徳寺派に属し、ご本尊は釈迦如来。

かつては天台宗であり、比叡山延暦寺三千坊の一つだったと云われている。その後。江戸時代の寛永年間になって大徳寺第170世清厳宗謂により中興された。

門の内部には多くの石仏があり、また本堂には小堀遠州作とも伝わる庭園がありますが非公開です。

修学院離宮の門前を右に折れて南に塀沿いに下ると、特徴的な鐘楼門が見えて来ます。

江戸時代に修学院離宮の建物を移築し修復したものだそうです。

門を潜って入ると正面に前庭、右側に石仏群、左側に本堂の庭に続く門が見えています。

左端の小さな2体の石仏は、雲母坂から移されたもので、雲母坂地蔵と呼ばれています。

内一体の弥勒菩薩坐像の背後には大治元年(1126年)5月8日と読める銘があるそうです。

隣の大きな石仏は修学院離宮から移された鎌倉後期のもの、祠に入っているのは大日如来。

左側の本堂に通じる門の脇に、外の道と並行するように石畳の路地があり、そこから本堂の庭園の一部が垣間見られます。

2018年11月21日撮影 (無断転載を禁止)

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