京都神社仏閣編 赤山禅院(2018年11月)

場 所:京都市左京区修学院関根坊町18

拝 観:無休

拝観料:無料

拝観時間:9:00~16:30(18:00閉門)

平安時代の仁和4年(888年)に第三世天台座主・円仁の遺命により、第四世天台座主・安慧(あんね)により創建されたとされています。ご本尊は陰陽道の祖・泰山府君(たいざんふくん)(赤山大明神)で、比叡山延暦寺の塔頭の一つです。

平安京の東北にあり表鬼門に当たることから、王城鎮守、厄除けの神として古来より信仰を集めています。

修学院離宮の北に隣接し、修学院歴史的風土特別保存地区に指定されています。

修学院離宮道を北へ左折し暫く行くと、石造りの大きな鳥居があります。掲げられている扁額は後水尾天皇行幸の際に賜ったもの(複製)。

鳥居を潜って暫く進むと山門があります。

山門を潜ると緩やかな登りの参道が左にカーブしながら境内まで続いています。

途中に大きな石燈籠があります。

ここから山門の方を振り返った景色。

更に進むと左手に拝殿が見えて来ます。

正面に拝殿とその奥に本殿、右手に手水舎、左手に庫裡があります。

2018年9月4日に上陸した台風21号による被害のあとが痛々しいです。お参りした後、本殿に向かって左手の地蔵堂から 本殿左横の十六羅漢像を見ながら弁財天堂へ。

弁財天堂の横をすり抜けて、本堂の裏手から福禄寿堂へ。右手の建物は御朱印所です。

福禄寿堂の左手の奥に稲荷社があります。

御朱印所の横の石段を登ると金神社があります。

順路に沿って進み歓喜天の祠を過ぎると、縁結びの神として知られる相生社があります。

相生社から石段を下りてくると、左手に雲母不動堂があります。元は延暦寺と赤山禅院を結ぶ途中の雲母坂(きららざか)にあった雲母寺(うんもじ)の本堂でしたが、明治になって廃寺となり現在の地に移築されたものです。

なお、本殿に向かって右横には池があります。

境内にあった案内図です。

2018年11月21日撮影 (無断転載を禁止)

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