京都庭園散歩 金戒光明寺塔頭 栄摂院(2018年11月)

場 所:京都市左京区黒谷町121

拝 観:通常非公開(紅葉の季節に特別公開)

拝観料:志納

拝観時間:不明

浄土宗寺院で本尊は阿弥陀如来。栄摂院(えいしょういん)は天正17年(1589年)戦国武将の木俣守勝によって松誉琴察を開山として創建。本堂・庫裡・書院は江戸時代初期の建築。

庫裡前に築山、書院前には枯山水庭園があります。

真如堂の総門を出て南に下ると、金戒光明寺の北門があります。門を潜って過ぎて参道を進むといくつかの塔頭があります。

龍光院(非公開)の山門。

顕岑院(非公開)の山門。

金戒光明寺に向かう参道の右側に栄摂院の山門があります。

山門を潜ると左手に庫裡、右手に築山、正面に中門が見えます。

庫裡前から築山を見た景色。

中門を潜ると左側に書院、右側に山水庭園が広がります。手前に白砂を敷き、石燈籠を配して築山の上には釈迦坐像が置かれています。右側には、お釈迦様に至る石段があり、左奥には小さな池があります。書院の縁側に座って眺めることが出来ます。

池を見ながら書院の左奥(東側)に回り込むと、奥に竹林があり石段の左側に井戸があります。「明星井」(別名「天人影向の井戸」)と呼ばれており、湧き出してる名水は「黒谷明星水」と呼ばれています。

更に突き当り(北側)にも池があります。

振り返るとお釈迦様が見えます。

2018年11月27日撮影

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