京都神社仏閣編 本隆寺(2019年04月)
場 所:京都市上京区智恵光院五辻上ル紋屋町330
拝 観:境内自由
拝観料:境内無料
拝観時間:6:00~18:00
本隆寺は法華宗真門流の総本山で正式名称は慧光無量山本妙興隆寺(えこうむりょうさんほんみょうこうりゅうじ)、略して慧光山本隆寺。本尊は三宝尊。
日真和尚は、長享2年(1488年)に妙顕寺を出て、四条大宮に本隆寺を開創。天文の法難により諸堂は消失し、泉州堺に避難。
その後、天文11年(1542年)後奈良天皇が法華宗帰洛の綸旨を下し、現在の地を得て再興。承応2年(1653年)の大火により諸堂を焼失するも、本尊は無事で、万治元年(1658年)に再建。
天明8年(1788年)の大火により、再び山門・鐘楼・方丈・塔頭と諸堂を焼失するも、本堂・祖師堂・宝庫は消失せず。それにより「焼けずの寺」と呼ばれることもあります。
大火を免れた本堂(国指定重要文化財)・祖師堂(国指定重要文化財)及び番神堂・鐘楼・経蔵・宝物殿・方丈・信徒会館があり、また塔頭八院が境内を取り巻くように立ち並んでいます。
千本通りを西に五辻通りに入って暫く歩くと南門前に出ます。
南門の右側を通って境内へ。正面に本堂とその左手に祖師堂があります。本堂と附廊下は現在保存修理期間中で見ることは出来ません。本堂の工事完成予定は2023年となっています。現在、祖師堂は見ることが出来ますが、祖師堂も保存修理の対象となっており、その内見れなくなるものと思われます。全体の保存修理期間は案内板によると2027年12月予定となっています。
南側からと北側から祖師堂。
右手には鐘楼があります。
左手には、南側から番神堂と宝蔵と轉法輪堂が縦に並んでいます。
まずは本堂を右に進むと左手に手水舎があり、奥に東門が見えて来ます。東門の右手に見えてるのは役者堂です。
手水舎を北に路地を進むと宣妙院・慶成院・本坊と北に向かって並んでいます。
本坊の前には京都市指定保存種の大きなタカオカエデがあります。その向かい側には蹲踞があります。
本堂前に戻って轉法輪堂前から桜越しに南の方向を見た景色。
轉法輪堂から西側を見ると西門が見えます。
西門と桜
西門の内側と外側
轉法輪堂から西門に向かって左手に3つの塔頭(本城院・玉樹院・是好院)が並んでいます。
右手奥の祖廟門の中に開山之墓「真跡塔」があります。
轉法輪堂から北の方にも左側に3つの塔頭(正寿院・玉峯院・本法院)があります。
もう一度、轉法輪堂横の桜、正寿院横の桜、手水舎横の桜
境内図
2019年04月04日撮影
0コメント