京都庭園散歩 光悦寺(2019年05月)
場 所:京都市北区鷹峯光悦町29
拝 観:休園日11月10日~11月13日
拝観料:300円(紅葉時は400円)
拝観時間:8:00~17:00
日蓮宗の寺院で山号は大虚山。元和元年(1615年)に徳川家康は本阿弥光悦にこの地を与えました。光悦は一族や様々な工芸の職人らと共に住居を構え、先祖供養の霊屋として位牌堂を建てました。光悦の死後に屋敷は寺となり現在に至っています。境内には光悦の墓碑があります。建物はいずれも大正時代以降のものです。
鷹峯源光庵前バス停から西に府道31号線を歩くと入口があり石畳が奥に続いています。
石畳の路地を進むと山門があります。
山門の奥にも石畳の路地が続いています。
更に進むと右手に待合があり左手に茅葺屋根が珍しい鐘楼があります。
真直ぐ進むと突き当り左手に拝観受付があります。
拝観受付の反対側には本堂があります。
受付を済ませ、庫裡と本堂を繋ぐ渡り廊下の下を潜って庭園へ。
潜って入ると本堂の南側に池があります。
園路を進みと右手に三巴亭があります。
更に進むと右手に光悦寺垣と大虚庵があります。
大虚庵前は少し広くなっています。田中王城の句碑があります、「山二つ かたみに時雨 光悦寺」。
真直ぐ進むと右手に了寂軒があります。
了寂軒を東に園路を進むとチャアレスエル布利耶碑があり、更に進むと本阿弥光悦翁墓所があります。
正面に本阿弥光悦翁墓所があり、右手に光悦と親交のあった京都所司代 板倉勝重・重宗父子の供養塔があります。
本阿弥光悦の墓碑銘は「了寂院光悦日豫居士」と刻まれています。板倉勝重の墓碑銘は「慈光院殿前伊賀守傑山源英居士」、重宗の墓碑銘は「松雲院源俊山田少将居士」と刻まれています。
来た園路を了寂軒の方に戻ります。
水原秋桜子の句碑があります。「紅葉せり つらぬき立てる 松の幹」
西側に翹秀軒があり、その南側には休憩処があり鷹峯三山を眺めることができます。
鷹峯三山を右手に臨みながら東に進むと、光悦一族の墓があります。右が子・光嵯、中央が孫・光甫、左が他一族の墓です。
更に進むと本阿弥庵があります。
園路を戻って妙秀庵の横を通って受付から門外へ。
2019年05月09日撮影
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