京都庭園散歩 無量寿山光明寺瑠璃光院(2017年6月)
場 所:京都市左京区上高野東山55番地
通常は非公開、特別公開時のみ(春と秋の2回)(2017年春は終了)
拝観時間:
拝観料:
平安時代の昔から貴族や武士に愛された保養地。
実業家・政治家の田中源太郎翁の別荘が、料亭を経て寺院となったもの。大正末期から昭和初期にかけて改築・造園。
数寄屋造りは名人中村外二、築庭は佐藤藤右衛門一統の作とされている。
叡山電鉄八瀬比叡山口駅より、高野川を渡って右折れ、清流沿いに暫く歩くと
瀟洒な山門の前にでます。
ゆっくりと参道を登って数寄屋門を過ぎると玄関にたどり着きます
山門から玄関まで「山露地の庭」が続き、玄関前右手の十三重石塔越しに茶室等が見え、趣きがあります。
書院からは、苔と白砂・石組・遣水で構成された主庭「瑠璃の庭」が勾欄越しに一幅の日本画として眺めることができます。
下屋敷の茶室「喜鶴亭」からは、池泉式庭園「臥龍の庭」が見られます。石組みと水の流れで天に昇る龍を表しているといわれています。
三条実美ゆかりの茶室「喜鶴亭」
次は秋の紅葉の季節に訪れたいとおもいます。
撮影:2017年6月13日
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