京都庭園散歩 臨済宗龍宝山大徳寺塔頭 黄梅院(2017年4月)

場 所:京都市北区紫野大徳寺町83-1

拝 観:通常は非公開、春と秋に特別公開される。

   春:2017年3月25日~5月27日

拝観時間:10:00~16:00

料 金:600円

永禄5年(1562年)に織田信長が父・信秀の追善供養のため、大徳寺第98世春林宗俶を開祖に迎えて創建、名を黄梅庵とす。天正10年(1582年)本能寺の変にて信長が急逝すると、秀吉は当初塔所として黄梅庵を改築したが、小さすぎるとの理由から別に総見院を同じ大徳寺山内に創建。

天正14年(1586年)秀吉により本堂と唐門が改築、天正17年(1589年)小早川隆景により鐘楼・客殿等を整備、黄梅院と改称された。

総門を入って右手に大徳寺の伽藍を見ながら左折。龍源院の奥にあります。

門を潜って受付へ、左に鐘楼があり、加藤清正寄進の鐘が吊るされています。

本堂と唐門は重要文化財。本堂前庭の白川砂が美しい破頭庭(はとうてい)、南側に利休66歳の時に作られたされる枯山水庭園・直中庭(じきちゅうてい)、北側に生生流転を表したとされる枯山水庭園・作仏庭(さぶつてい)があります。

書院・自休軒には、利休の師・竹野紹鴎(たけの じょうおう)作とされる昨夢軒(さくむけん)という茶室もあります。

回廊を巡りながらとても美しい庭園が眺められますが、園内は撮影禁止なので写真はありません。

訪問日:2017年4月25日

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