京都庭園散歩 亀甲山勧修寺(2018年3月)
場 所:山科区勧修寺仁王堂町27-6
拝 観:年中無休
但し、春の特別公開:2018年3月24日(土)~4月15日(日)
拝観時間:9:00~16:00
但し、春の特別公開時は 9:00~16:30(16:00受付終了)
拝観料:400円
但し、春の特別公開時は 600円
勧修寺(「かじゅうじ」若しくは「かんしゅうじ」)は真言宗山階派の大本山で、醍醐天皇の勅願寺。昌泰3年(900年)醍醐天皇の生母藤原胤子追善のため創建。開基は承俊律師。
代々法親王が入寺する宮門跡寺院として栄えたが、文明2年(1470年)応仁の乱の兵火で焼失し衰退。その後江戸時代になって徳川家と皇室の援助により復興。本尊は千手観音立像。
宸殿は明正天皇の、書院(重文)は後西天皇の旧御殿を移築。庭園(勧修寺氷池園)は氷室の池を中心とする池泉回遊式。
JR西日本の山科駅で地下鉄東西線に乗り換え小野駅にて下車。西へ暫く歩いて山科川を越えると勧修寺への案内が見えて来ます。府道勧修寺今熊野線を渡って参道を右に折れると両側に白壁の築地塀が続き満開の桜と相俟ってとても綺麗です
参道の奥の山門を潜って受付を済ませ境内に
勅使門を潜って宸殿と書院に囲まれた白柏槇(ハイビャクシン)が一面に茂った前庭へ
書院を背にすると、水戸光圀公寄進と伝わる石灯篭(勧修寺型)越しに観音堂が桜越しに見えます。洛東の山々(高塚山・音羽山)を借景にとても素敵です。
書院から真っすぐ西に渡り廊下が五大堂から本堂に伸びています。
書院には土佐光起・光成父子の作と伝わる障壁画と勧修寺棚として知られる違い棚があります。(撮影可)
庭は勧修寺氷池園という池泉回遊式庭園で方壺島・集仙島・緑鴨洲の三つの島が浮びほとりには観音堂や弁天堂が建っています。
観音堂と桜はとても綺麗です。
撮影:2018年3月28日
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