京都庭園散歩 臨済宗相国寺派大本山 相国寺(2018年5月)

場 所:上京区今出川通烏丸東入 相国寺門前町701

拝 観:境内自由

    法堂・方丈・浴室は春の特別拝観時のみ(2018年3月24日~6月4日)

    法堂・方丈・開山堂は秋の特別拝観時のみ(2018年9月25日~12月15日)

拝観料:800円

拝観時間:10:00~16:00

山号は萬年山と称し、正式名称は萬年山相国承天禅寺(まんねんざんしょうこくじょうてんぜんじ)。本尊は釈迦如来、開基は足利義満、開山は夢窓疎石。

足利3代将軍義満が後小松天皇の勅命を受け、約10年の歳月を費やして明徳3年(1392年)に完成。しかし2年後の応永元年(1394年)に火災により大半を焼失。その後度々火災や落雷により全焼しており、現存する伽藍の大半は19世紀初めの文化年間の再建。

法堂は慶長10年(1605年)豊臣秀頼の寄進により再建されたもので、我が国最古の法堂、一重裳階付入母屋造の唐様建築で国の重要文化財に指定。本尊の釈迦如来及び脇侍は運慶作、天井の蟠龍図(ばんりゅうず)は狩野光信筆。

鐘楼は「洪音楼(こうおんろう)」とも呼ばれ、天保14年(1843年)に再建されたもの。

開山堂は内部に開山の夢想国師の像を安置している。

浴室は「宣明(せんみょう)」と呼ばれ、慶長元年(1596年)の再建。

方丈・庫裡・浴室・鐘楼・蔵経塔・弁天社は京都府指定有形文化財に指定。

地下鉄今出川駅を降りて、今出川通りを同志社大学に沿って東へ。今出川御門を右に見て左折、突き当りに総門が見えて来ます。


総門の向かって右隣りに勅使門があります。

総門を潜ると、左手に蓮池があり中央に天界橋が架かっています。

総門から石畳の道が真っすぐ庫裡の方に伸びています。左側は、山門跡・仏殿跡・法堂・書院と一列に並び、右側は塔頭・鐘楼・弁天社・開山堂と続いています。

鐘楼と祇園社。

山門跡から法堂を見た景色。山門と仏殿は応仁の乱により焼失後再建されず。

法堂と方丈を繋ぐ渡り廊下の途中に受付があります。受付から右手の庫裡を見た景色。

左手側の景色。

受付を済ませ方丈前庭園に。方丈から奥の書院までコの字形に枯山水庭園と山水庭園が続きます。受付すぐの所にある花頭窓から見た景色。

方丈前の枯山水庭園。

方丈の縁側を右折れした処の景色。

更に進んで右折れした処に山水庭園があります。

更に進むと左手に枯山水の坪庭があります。

方丈を出て右にある浴室へ。浴室内部は撮影禁止なので画像はありません。

北門側から浴室方向を見た景色。

浴室を出て右に進むと経蔵があります。

撮影:2018年05月26日

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