奈良庭園散歩 財団法人名勝 依水園(2018年5月)
場 所:奈良市水門町74
拝 観:毎週火曜日は休館(但し4月・5月・10月・11月は無休)それと年末年始は休館
拝観料:900円
拝観時間:9:30~16:30(受付は16:00に終了)
自然の山水の景色を写して造られた池泉回遊式の庭園で2種類の庭で構成され、名勝に指定。総面積は3,400坪(11,000㎡)。前庭は江戸時代初期、後庭は明治期に築かれたものです。
庭園入り口からすぐに右手に広がる前庭は、江戸前期の延宝年間(1670年代)に 奈良晒(ならざらし)を扱う御用商人・清須美道清が作庭したもの。吉城川(よしきがわ)の傍に、別邸として三秀亭を移築し、挺秀軒を建てた。池の中ほどには鶴亀になぞらえた中島を築き、要所要所に燈籠を配置。
依水園と書かれた門を通って受付へ。
受付を済ませ、右手の事務所の横から入ると、江戸時代初期の前庭が広がります。
鶴亀の中島を伝って奥に見える茅葺の建物が三秀亭です。
池を巡って挺秀軒へ。
挺秀軒の前から清秀庵に続く道(通れません)に粋な門があります。
更に道なりに進むと左手に、氷心亭(ひょうしんてい)の甍が木々の間から見えて来ます。
後庭は、明治時代に実業家・関藤次郎が造った、若草山、春日奥山や東大寺南大門等を借景にした池泉回遊式の庭園です。筑山の奥には小さな滝があり、池に沿って、氷心亭・寄り付き・水車小屋・沢渡り・柳生堂が配されています。
順路に沿って進むと、寄り付きが見えて来ます。
池越しに木々に囲まれて東大寺南大門の甍が見えます。
寄り付きを過ぎて振り返ると池越しに柳生堂が見えます。
更に巡ると水車小屋があります。
水車小屋の更に奥には開運稲荷があります。
池を半周し、氷心亭と柳生堂を見ながら戻ります。
氷心亭と柳生堂及び氷心亭前から見た景色。
氷心亭の横を通り抜けて清秀庵へ。
清秀庵から挺秀軒の方を見た景色。
撮影:2018年05月22日
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