京都神社仏閣編 葉室山浄住寺(2018年6月)
場 所:西京区山田開キ町9
拝 観:参道等は自由(本堂及び方丈庭園等は特別公開時のみ)
拝観料:参道等は無料(特別公開時は600円)
拝観時間:9:00~17:00(12月~3月は16:30まで)
黄檗宗の寺院で、本尊は如意輪観音。京都洛西観音霊場第30番札所。
寺伝によると、大同5年(弘仁元年、810年)に嵯峨天皇の勅願寺として、円仁上人(慈覚大師)を開山に迎えて創建され、常住寺と号したとされている。弘長年間(1261年~1263年)に葉室定嗣が、西大寺の叡尊を請じて中興し、寺名を浄住寺と改め、葉室家の菩提寺として栄えた。南北朝の戦乱及び応仁の乱による兵火で焼失・荒廃。その後、貞享4年(1687年)葉室頼孝を開基とし、黄檗宗の僧・鉄牛道機を中興開山として再興、黄檗宗の寺院となった。
元禄10年(1697年)に現在の本堂や寿塔が再建され現在に至る。方丈は伊達綱村による寄進で綱村の幼少期時代の武家屋敷。
地蔵院から南下すると浄住寺前に出ます。木立に囲まれた参道を進むと、その先に石柱の門があります。参道は更に奥へと続き石段を登った先に本堂兼禅堂が見えます。
本堂兼禅堂の左横には祠があります。
反対に右側には回廊が延びて方丈に繋がります。回廊に小門が開いていて、そこから池泉回遊式の方丈庭園を眺めることが出来ます。(特別公開時には方丈に入れて庭を眺めることが出来ます)
元来た参道に戻ると右手に亀甲竹が群生しています。
撮影:2018年06月07日
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