神社仏閣編 転法輪寺(2019年3月)

場 所:京都市右京区龍安寺山田町2

拝 観:通常は非公開(特別公開時のみ拝観可能)

    京の冬の旅(2019年01月10日~03月18日)にて公開

    京都最大級の「御室大仏」や「裸形阿弥陀如来立像」や「釈迦大涅槃図」が拝観出

    来ます。        

拝観料:600円

拝観時間:10:00~16:00(受付終了)

宗派は浄土宗知恩院派、山号は獅子吼山(ししくさん)、開山は関通(かんつう)上人、本尊は阿弥陀如来。

轉輪寺(現在の三本木円通寺)に住持していた関通上人が専修念仏の道場を開こうと発起し、宝暦6年(1756年)に廃寺となっていた北野円通寺を譲り受け、宝暦8年(1758年)4月寺名を転法輪寺と改め創建。昭和3年(1928年)に現在の御室の地に移転。

「きぬかけの路」から仁和寺に向かう路の右手に、転法輪寺の案内板があります。   

路を進むと山門が見えて来ます。

前庭

南側の鐘楼門。高さ2m以上、重さ約4トンの梵鐘が吊るされています。

本堂受付、右側は客殿。

入って正面の衝立。内部はすべて撮影可能です。

本尊・阿弥陀如来坐像。約7.5mの高さを誇り、木造の坐像佛としては京都最大。

本堂中央に阿弥陀如来さまがおられ、左に幅4m、高さ5.5mの大きな釈迦涅槃図が掲げられています。

順路に従って中央の阿弥陀様の周りを一周できます。左側には布製の宝物などが、真後ろには鎌倉時代の作とされる裸形阿弥陀如来立像などがあります。

本堂から客殿に至る渡り廊下から北東側に白砂が美しい山水庭園が見えます。

客殿の一部は特別展示室となっており、貴重な軸や関通上人坐像が拝観できます。

2019年3月14日撮影

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