京都神社仏閣編 立本寺(2019年04月)

場 所:京都市上京区七本松通仁和寺街道上る一番町107

拝 観:境内自由

拝観料:境内無料、庭園は要予約で600円(茶菓子付き)

拝観時間:境内自由

立本寺(りゅうほんじ)、日蓮宗の本山、山号は具足山、本尊は三宝尊。

元亨元年(1321年)に日像上人が、京都最初の道場として四条大宮に開いた妙顕寺龍華院を起源とする。嘉慶元年(1387年)延暦寺の衆徒により破却、明徳4年(1393年)現在の二条城南東付近に再興され、寺号を妙本寺と改めた。

応永20年(1413年)再び衆徒により破却され、その後5世月明上人は妙顕寺の旧地に本応寺(のちの立本寺)を、日実上人は妙本寺(のちの妙顕寺)を再興し対立した。これには異説もあり定かではない。

立本寺は、天文5年(1536年)天文法華の乱により焼失し堺に避難するが、天文11年(1542年)後奈良天皇の法華宗帰洛の綸旨により、天文13年(1544年)新町三条に伽藍を再建。その後秀吉の命により文禄3年(1594年)に寺町今出川に移転。しかし、宝永5年(1708年)の宝永の大火により焼失し、現在の地に再建された。

明治維新前は20に及び塔頭があったが、現在は4つの塔頭を残すのみ。

本堂・刹堂(鬼子母神堂)・客殿(園林堂)・鐘楼・山門(総門)は京都市指定有形文化財。

庭園は龍華庭園と呼ばれ、京都市指定名勝です。(今回は非公開時ゆえ写真はありません)

七本松通りを南に下ると右手に山門があります。

山門の左側から入ると正面に鐘楼があります。

門から右斜めに石畳の道が本堂まで続いています。石畳の道の右手に、妙見堂・刹堂があります。刹堂は現在改修工事中です。

振り返ると山門の内側が見えます。

妙見堂の横を通って本堂へ。

本堂正面の桜。本堂に向かって左手(西側)には祖師堂があります。

本堂正面右手前に手水舎があります。手水舎の屋根越しの本堂。

本堂西側には塔頭・教法院の山門が見えます。

本堂西側から振り返ると(南西側)に祖師堂があります。

祖師堂の正面。

本堂の裏手(北側)には、北にある客殿と繋がっている渡り廊下があります。

渡り廊下を潜って本堂の東側へ。

本堂の東側に出ると塔頭・大輪院の山門があります。

大輪院の門前から南側を見ると工事中の刹堂がみえます。

反対の北側に進むと左手に客殿の玄関があります。

かなり損傷していますが境内見取り図がありました。

2019年04月04日撮影

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